タイ高専プロジェクトでは、日本型高等専門学校の教育制度(KOSEN)を本格的に導入し、令和元年にタイ初の高専「KOSEN-KMITL」、令和2年に2校目の「KOSEN KMUTT」が開校しました。この両校では、タイの産業政策「タイランド4.0」を支える実践的で革新的な技術者を育成しています。
日本の高専機構は、円借款事業を通じて日本の高専教員を派遣し、タイ人教員への指導・研修を行うなど、タイ高専の運営支援を行っています。また、苫小牧高専や八戸高専をはじめ、日本の高専がプロジェクト推進校として、日本への学生受け入れや教材作成を支援しています。
現在、このタイ高専プロジェクトでは、タイ国内におけるインターンシップ受け入れ企業を大募集しています。タイの技術革新をリードする次世代技術者たちの育成に貢献できる絶好の機会です。多くの企業の皆様からのご参加をお待ちしております。
基本情報
KMUTTとは、King Mongkut's University of Technology Thonburi(キングモンクット工科大学トンブリー校)の略です。タイのバンコクに位置する、理工系に強い名門国立大学のひとつです。
✅ 正式名称(英語): King Mongkut's University of Technology Thonburi
✅ 略称: KMUTT(ケーエムユー・ティーティー)
✅ タイ語名: มหาวิทยาลัยเทคโนโลยีพระจอมเกล้าธนบุรี
✅ 所在地: バンコク(トンブリー地区)、バンモッドキャンパスほか複数あり
✅ 設立年: 1960年(元はテクニカルスクールとして)
✅ 特色: 工学、情報工学、バイオテクノロジー、エネルギー技術、建築、デザインなどに強く、実践的な教育と企業連携に力を入れている大学です。
特徴
✅ タイ国内のトップ工科大学の一つ
✅ インターンシップや企業連携が活発
✅ 国際プログラム(英語で学位取得可能)も充実しており、外国人学生も多く在籍
✅ 日本の大学や企業との交流も多数